現地時間、4月6日、新日本プロレス×ROHの合同興行「G1 SUPER CARD」がニューヨーク州・マディソンスクエアガーデンで行われ1万6534人(札止め)の大成功。翌4月7日にはWWE年間最大の祭典「レッスルマニア35」がニュージャージー州・メットライフスタジアムで行われ8万2265人の観衆を集めた。
※写真上=(左)新日本プロレス・マディソンスクエアガーデン(右)WWE・メットライフスタジアム(360°カメラで撮影)
撮影◎山口高明(本社写真部)
4月6日(現地時間)、新日本プロレスがついにプロレスの聖地・マディソンスクエアガーデン(MSG)に進出しました。MSGといえばWWEの総本山。世界中のプロレスファンが憧れる会場です。かつて藤波辰巳がWWWFジュニアヘビー級王座のベルトを巻き、初代タイガーマスクとダイナマイト・キッドの激闘が繰り広げられました。場内は1万6534人の大観衆で埋め尽くされ、初めて見る日本のプロレスにアメリカのファンは大熱狂。
記念すべきMSG大会のメインイベントは、王者・ジェイ・ホワイトにオカダ・カズチカ挑むIWGPヘビー級タイトルマッチ。32分以上に及ぶ大激闘は、オカダがジェイをレインメーカーで下し、10か月ぶりの王座奪還を果たしました。
翌日の4月7日には、WWEがお隣のニュージャージー州・メットライフスタジアムで年間最大のビッグイベント「レッスルマニア35」を開催。こちらの観客動員数はなんと8万2265人。そのスケールの大きさはさすがに世界のWWEといったところです。
日本人スーパースターの中邑真輔は、ルセフと組みスマックダウンタッグ選手権の4WAY戦に出場しましたが、惜しくも王座奪取を逃しました。
また、ASUKAとカイリ・セインは女子ロイヤル・ランブルに出場しましたが優勝には届きませんでした。残念な結果になりましたが、世界の舞台で活躍する3人の姿に私もカメラを構えながら胸が熱くなった大会でした。